まんてん星の湯がある猿ヶ京、三国峠の周辺は大自然に包まれ、健康的な里山歩きが楽しめます。猿ヶ京の歴史と文化をめぐる「おがんしょめぐり」や「赤谷七福神めぐり」などのウォーキングコース。他にも、お花畑と絶景の谷川連邦を見渡す健脚向けの三国山のトレッキングコース、天然の湧き水「三国権現神水」を目指すお手軽コースなど多彩に楽しめます。
猿ヶ京ではお願いすることを「願かけ」、土地の言葉で「おがんしょかけ」といい、願いが成就すると「おがんしょばたし」といって、地蔵さんや神々にお供えをしておまいりしました。その12ヶ所を巡る事を「おがんしょめぐり」といい、現在でも地元の人や、スタンプラリーを巡る旅人が訪れています。スタンプを全て集めると記念品をお渡ししています。
袈裟をまとい、宝珠を両手にささげ持った僧形のカッパ地蔵は猿ヶ京に伝わる「カッパのくすり」の民話に由来します。妻や子供たちの石像も一緒にたっています。[年代]むかし、むかし [ご利益]万病、万傷治癒
赤谷湖に流れ込む小さな沢にある滝です。右と左に分かれた滝がひとつになって滝つぼへ流れ落ちます。この滝にお参りすると二人が結ばれる、または良縁に恵まれると言われています。[年代]むかし、むかし [ご利益]良縁、子宝
境内には立派な本殿と神楽殿の他に、こがげ山、金精様、宮野天神も祀られ、いちどに沢山のご利益にあずかれる有り難い場所です。[年代]元文2年11月23日 (1737) [ご利益]五穀豊穣、家内安全、学業向上、子宝
孫のやる気を心配した婆様の強い折りがこり固まって石となり、関所の屋敷神として祀られ、やる気を授ける稲荷様と言われるようになりました。[年代]寛永8年(1631) [ご利益]受験、勝負
元来は武将が信仰した戦の神ですが、やる気、闘志を授けてくれる心強い神として、地元の人たちは敬い続けています。[年代]上杉謙信の頃(1530~1578) [ご利益]闘魂の授与
かつて屁っぴり女の屁っぴり火で猿ヶ京は大火に焼かれました。その時の悔しさが、いつまでもこの大きな石の重みに込められています。[年代]万延元年(1860)[ご利益]火防
体の発育のみならず、子どもたちの精神の健やかな成長を願う親心にも親身になって耳をかして下さる優しいお地蔵様です。[年代]不明 [ご利益]子どもの健康、非行防止
その昔、眼病の旅人がこの地を通りかかった際、ふと見上げると樅の木の葉からこぼれ落ちたしずくが旅人の眼を潤し、眼病がたちどころに治ったと言われています。
[年代]慶弔年間(1596~1615) [ご利益]眼病
ここにある「いぼ地蔵」は単にいぼ取りだけではなく、美しくなりたい人の手伝いもしてくれると言う、有り難いお地蔵様です。[年代]江戸時代 [ご利益]いぼ魚の目とり、美容、良縁
二十三夜様の多くは女人講が一般的で、安産の神とされていますが、それ以外に安全祈願の信仰も行われています。[年代]明治2年(1765) [ご利益]安産、安全祈願
昔、「やせ六」という和尚が、ガシャという化け物から自分の耳と引き換えに棺をまもった伝説があります。やせ六が死んだ後、地蔵様を建て、耳の病気になるとお参りするようになったと言われています。[年代]江戸時代中頃 [ご利益]耳疾、耳鳴り、高血圧
風神様は、石造りの小さなほこらで、この辺りが冬と春に吹く強風がまともに通る所であったため、村人たちが風と戦い抜いてきた執念を込め、守り神として祀っています。[年代]江戸時代 [ご利益]風水害、災難除け
たくさん歩いた後には、「まんてん星の湯」でご休憩がオススメ!無色透明のさらっと軽い感触の温泉は長湯にも適していて、体を芯から温めますよ。お風呂上りはしばらくぽかぽかで、お肌もスベスベになります!
赤谷湖を眺めながら、湖畔に沿って散策できる遊歩道です。コースは、湖水や山々の景観に富み、ゆっくりと散策ができ、自然とのふれあいが満喫できます。
(約1時間30分のコース)
伊太祁曽神社はわが国の緑化の神である五十猛命(イソタケルノミコト)をお祭りし、本宮は和歌山県和歌山市常磐山にあります。平成11年、縁がありご分社がこの地に鎮座されました。その後、木堀りの七福神の奉納を受け、それぞれの七福神の神社が建立され、多くの旅人に参拝される名所となりました。
[おなで石]
伊太祁曽神社の神殿に置かれている「おなで石」に手を触れて、七福神をご参拝すると、一層のご利益をいただけると言われています。